■□■ ペルシャ料理 ■□■

iran

◆ 訪店日

  2009年2月16日(月)

◆ お店

  『ジャーメ ジャム』

     JR阿佐ヶ谷駅 徒歩3分

       http://www.jamejam.jp/

◆ つぶやき

じゃみーら場所が解りにくいよ。
しかも、ラブホの前っていうのも、ちょっと、、、。
お店のお料理自体は、安くておいしかった。
パンがおいしかったなぁ。
イランビールがなかったので、トルコビールで我慢でした。(じゃみーら)

みやちゃん著者のシリン・ネザマフィさんは、イランのテヘラン生まれで日本に滞在してから10年余り、神戸大学、同大学院で情報知能工学を学び大手電気メーカーに勤めているイラン人の女性です。
この短編小説2作品を日本語で書き、「白い紙」は文學界新人賞や留学生文学賞を受賞し芥川賞候補にもなりました。
「白い紙」は、男子学生と女子学生が学校で言葉を交わすのも禁じられているようなイランの戦時下の高校生の淡い恋愛物語です。
未だに世界のあちこちで紛争が絶えず、戦いの犠牲になっている人々が多くいることを思うと残念でなりません。
平和な日々が訪れることを願うばかりです。
「サラム」という題名はペルシャ語やアラビア語で「平和」を意味する単語ですが、日本の入国管理局の話です。
著者がそこで通訳のアルバイトをした体験をもとにできあがった作品だそうです。
日本にいても入国管理局の人たちが日々どのような仕事をしているかなかなか目にすることはありません。
時々新聞やテレビニュースなどで不法滞在者の滞在期限切れなどの記事を目にしますが、今まではあまり気にとめずにさらりと通り過ぎていました。
しかし、本人に直接非がなくても「不法」というレッテルを貼られてやむなく入国管理局に滞在している人がいることやその人たちを支援している日本の人々がいることを知りました。
日本の中のこともよくわかっていなかったんだなーと改めて気づかされました。
まずは知ることから始めよう。
     「白い紙/サラム」  シリン・ネザマフィ 著  文藝春秋社
(みやちゃん)